患者さんやご家族からの
感謝の言葉がうれしい
当院を選んだ理由はなんですか?
東日本大震災の時に医療の必要性を実感し、社会人から一念発起して、看護学校に進みました。看護師として急性期病院で働いていたのですが、もっと患者さんとじっくり向き合える環境で働きたいと思い、古くから地域に根差した医療を提供していた当院へ転職しました。今は、心疾患や呼吸器疾患、脳卒中などの後遺症で、管理を必要とする患者さんを担当しています。
普段どんな事がやりがいとなっていますか?
病状により患者さんがお話しできないようなときは、ご家族と密にコミュニケーションをとり、お一人おひとりによりよい看護ができるように心がけています。ご家族から感謝されたとき、長期入院している患者さんが「自宅より病院がいい」と言ってくださったときは、うれしかったです。やりがいを感じますし、誰かの役に立てているという実感がわきます。
今後の目標はなんですか?
当院でさらに経験を積み、急変時にも冷静な行動がとれ、医師に正確に状況を伝えられるようになりたいと思います。また、患者さんにもご家族にも安心していただけるような対応力も付けたいです。前病院での神経内科勤務の経験を活かし、そこに他の分野の知識も加え、守備範囲を広げていかなければ。患者さんのために努力していきます。
※写真撮影時のみマスクを外しております。
1日の流れ
日勤【8:30~17:30】
出勤
朝礼
師長から病棟スタッフへ伝達事項が行なわれます。
排泄援助
ケアスタッフともにオムツ交換の実施。必要に応じて排便を促す処置を行ないます。
看護ケア
受け持ち患者さんの状態確認。検温、血圧測定、処置などを行います。
休憩(60分)
休憩室にて昼食をとります。
入浴の介助と送迎
受け持ち患者さんの状態を確認し入浴するか決定。入浴後に処置などを行う患者さんもいらっしゃいます。
記録
看護記録の記載をします。
申し送り
夜勤スタッフへ申し送りを行います。
勤務終了
夜勤【16:30~9:30】
出勤
申し送り
患者さんの様子を聞きます。
看護ケア・経管栄養の実施
受け持ち患者さんの検温、状態確認を行いつつ経管栄養の接続を行っていきます。
排泄援助
体位変換、看護記録・ラウンド
痰が絡んでいる方が多くいらっしゃるため、巡視しながら必要に応じて吸引を行います。
休憩
交代でとります(2時間)
ラウンド・吸引・体位変換
点滴確認を含む巡視をし、再度吸引が必要であれば行います。
ラウンド・体位変換
巡視を行います。
ラウンド・経管栄養の準備
採血・血糖測定の実施。患者さんの状態観察を行います。
経管栄養の開始・与薬
経管栄養を接続していきます。
食事介助・与薬
食事の介助と与薬を行います。
申し送り・記録
日勤スタッフへ申し送りをし、看護記録の記載を行います。
休日の過ごし方
定時で帰宅、趣味の時間を楽しんでいます。
ここではチーム医療が徹底されています。互いに協力しながら働いているので、急性期病院時代のように時間に追われて走り回るようなことはありません。ほぼ定時で帰ることができるので、仕事の後や休日には、散歩や読書を楽しみ、ゆったり過ごすことができます。